このcanonicalチェッカーで確認できること
ページを取得し、HTMLとHTTPヘッダーにあるcanonicalシグナルを比較します。検索エンジンにコンテンツの正しいバージョンを示せているか判断するためのツールです。
- canonicalタグの欠落、複数設定、自己参照、別URLへの指定を検出します。
- HTMLタグに加えて、HTTP Linkヘッダーのcanonicalも確認します。
- 相対canonical URLを、最終的なページURLを基準に解決します。
- クロスドメインや競合するcanonicalの指定を検出します。
canonicalタグを確認する場面
URLのバリエーション間で順位が分散したとき、移行でパスが変わったとき、ファセットURLが検索に表示されたとき、または別URLを優先すべきなのにページがインデックス登録されたときに確認します。
- 重複するランディングページやローカライズ版を公開する前。
- headタグに影響するCMS、プラットフォーム、テンプレートの変更後。
- Googleがパラメータ、末尾スラッシュ、プロトコルの異なるURLをインデックス登録したとき。
- 価値の高いページの表示回数が、価値の低いURLに奪われているとき。
canonicalの結果を読み解く方法
優先すべき検索順位用URLなら、自己参照canonicalが設定されたページは通常問題ありません。重複ページであれば別URLへのcanonical指定が正しい場合もありますが、指定先の価値が低い、ブロックされている、または無関係な場合は危険です。
- canonicalがないと、重複が起きやすいサイトでは判断が曖昧になります。
- canonicalが複数あると、検索エンジンに競合するヒントを選ばせることになります。
- クロスドメインcanonicalには、所有関係とビジネス上の根拠が明確に必要です。
- canonical化されたページにも、一貫した内部リンクを設定してください。
canonical設定でよくあるミス
canonical設定のミスは、ページが壊れているように見えにくいため大きな損失につながります。ユーザーがURLにアクセスできても、検索エンジンは別の場所にシグナルを集約していることがあります。
- 商品ページのcanonicalを誤ってカテゴリーページに向けないでください。
- 本番用テンプレートにステージングやプレビューのcanonical URLを残さないでください。
- canonicalの指定先とリダイレクト先を混同しないでください。
- canonicalタグだけでクロールトラップや内部リンク不足を解消できると思わないでください。
canonicalを確認した後の次のステップ
1つのURLにリスクがあれば、近接するテンプレートも確認します。canonicalの問題は1ページにとどまらず、コレクション、バリエーション、ロケール、生成ランディングページで繰り返されることがあります。
- canonical化されたページにnoindexやブロックもある場合は、インデックス登録可否チェッカーを使います。
- canonicalの指定先がサイトマップURLと異なる場合は、サイトマップ検証ツールを使います。
- ローカライズページのcanonicalが別の言語を指している場合は、hreflangを確認します。
- Spider Analysisを使って、canonicalの競合をテンプレートや担当者ごとにまとめます。
- URLグループ、担当者、期待される効果、検証手順、次の公開判断を記録します。結果を別のスプレッドシートで終わらせず、修正チケットにできます。